2008年2月23日
〜老いらくの愛と性〜『百合祭』上映&監督トーク
 城西短期大学&城西大学国際学術文化振興センター・女性センター主催の上映会。
 後援に埼玉県鶴ヶ島市と日高市。
 会場は埼玉県坂戸市にある城西大学の講堂。250席のキャパがあっという間に埋まる大盛況だった。
 〜老いらくの愛と性〜というキャッチフレーズのせいか、中高年の男女が圧倒的で、女性センターでの上映会とは違い、高齢男性の姿が目立った。
 上映中は笑いが絶えず、トークもほとんどの人が残って熱心に聴いてくれた。
 鶴ヶ島市の藤縄善朗市長が挨拶で、「浜野監督のピンク映画を鶴ヶ島市で上映したい」と言われた発言には驚いたが、鶴ヶ島市では6月に浜野佐知監督特集を予定してくれている。
会場となった、城西大学17号館。 会場を埋める中高年の観客の皆様。
あまりの熱気に気分が悪くなる人も。
司会を担当してくれた青島祐子先生。 後援の鶴ヶ島市、日高市を代表して
ご挨拶する鶴ヶ島市長の藤縄善朗さん。
200人を超える観客を前に、
熱の入ったトークの浜野監督。

2008年3月8日
平成19年度宝塚市男女共同参画プラン推進フォーラム『百合祭』シネマ&トーク〜浜野佐知監督に聞く、映像に込められたメッセージ〜
 主催は宝塚市で、男女共同参画センターフェスティバル連携事業としての上映会。
 会場は宝塚市立西公民館。16ミリ上映。
 宝塚市の阪上善秀市長のご挨拶で始まって、上映後は、浜野監督と田上時子さんの対談。田上時子さんは、映像作家兼NPO法人女性と子 どものエンパワメント関西理事長などを 務めて、関西で女性と子供の問題のスペシャリストとして活躍している。
 会場との質疑応答も活発で、「田上さんの話の進め方も、そこが聞きたい!と見る側の立場から捉えられていてとてもよかった」、「田上さんの感想が聞けて、久しぶりにフェミニ ズムの世界に浸れました」、「まさに高齢者がこれからどう生きるかが熱く語られて大変よかった」などの意見が数多く発言された。
会場となった宝塚市立西公民館。 開場を列を作って待つ観客の皆さん。
上映前に、阪上善秀宝塚市長のご挨拶。
上映後に、
NPO法人女性と子どものエンパワメント
関西理事長で映像作家でもある
田上時子さんとの対談が行なわれた。
映画には字幕、対談には手話と要約筆記が
付けられて、全ての観客が楽しめるように
配慮されている。
女性と子供への暴力防止など、
多方面で活躍する田上時子さん。
スタッフの皆さんと。
浜野監督の左隣が、今回の仕掛け人、
宝塚市男女共同参画課の山下浩さん。

2008年6月22日
「鶴ヶ島市ハーモニーふれあいウィーク特別イベント・「映画監督・浜野佐知の仕事」
 埼玉県鶴ヶ島市の男女共同参画週間の一環として企画された特集上映で、『百合祭』『第七官界彷徨−尾崎翠を探して』『こほろぎ嬢』と浜野監督の一般映画3本を一挙上映の国内 初の試み。つるがしまフィルムパートナーズ主催。35ミリ上映。
 会場は、鶴ヶ島市若葉駅前のシネコン「シネプレックスわかば」のシネマ・2(166席)だったが、早々とソールド・アウトに。東京や神奈川、栃木などから来てくれた方もいて 整理券が配られたが、入場できなかった人も多く、申し訳ない思いだった。会場がシネコンだからか若い観客も多く、上映後の監督トークも熱の入ったものになった。
埼玉県鶴ヶ島市若葉駅前の
ショッピングモール「わかばウォーク」。
会場となった角川映画系列のシネコン
「シネプレックスわかば」は2Fに。
浜野映画と『インディー・ジョーンズ』の
ポスターが並ぶ珍しい光景。
ズラリと並んだ「映画監督・浜野佐知の仕事」
メイン・ポスター。
つるがしまフィルムパートナーズ
代表・宮崎晃一さんのデザイン。
劇場前に貼り出されたポスター。
『百合祭』のポスターには「完売」の
お知らせが。
上映はスクリーン2(166席)で。 トークショーの会場を見守る
蝦名支配人(右隅)。この人の存在によって
「映画館と市民と行政のコラボレーション」
が成立した。
上映に引き続き行われたトークショーで、
ご機嫌の浜野監督。
「藤縄・レジェンド・善朗」鶴ヶ島市長。
川越高校のレジェンドとして語り継がれる
武勇伝がある、らしい・・・(笑)。
首都圏にこのような型破りの市長が
いることは心強い限りだ。

2008年6月28日
アイネス男女共同参画ウィーク2008 映画講座『百合祭』上映会と浜野監督のお話
 大分県消費生活・男女共同参画プラザアイネスとNPOぷぷらの主催で開催された上映会。
 上映後は、浜野監督とぷぷら代表の加納三代さんとの対談。
会場となった、大分県
消費生活・男女共同参画プラザアイネス。
上映前のご挨拶から熱の入る浜野監督。
上映後のトークは、
NPOぷぷら代表の加納三代さんと。
NPOぷぷら代表の加納三代さん。

2008年8月2日〜3日
映画監督・浜野佐知の全貌〜尾崎翠からピンク映画まで〜
 神戸市・新開地の神戸アートビレッジセンターで8月2日、3日に開催された特別イベント。
 『百合祭』は、8月2日午前11時と3日午前11時、午後2時の3回上映。3日の午後1時からは、大阪ドーンセンターの企画推進グループチーフ・仁科あゆ美さんと「老齢の性 愛はタブーか?」という過激なタイトルで対談。2002年にドーンセンターで『百合祭』を上映してくれたご縁もあり、浜野監督との息も合って軽快なトークで会場を沸かせた。シ ニアのお客さまのみならず、若い女性やカップルも多く、明るい笑い声で会場が満たされた。終了後もロビーでたくさんの人に声を掛けられ、中には、全プログラムのチケットを買っ てくださって、終日会場に詰める方も。こちらが恐縮してしまうくらい熱心な観客に支えられた充実した2日間だった。
会場となった神戸アートビレッジセンター。
映画、演劇、音楽、美術などさまざまな
アーティストたちに制作&発表の場を
提供する創造型芸術文化施設だ。
会場1Fのチケット売り場。
2日間にわたって全上映の司会を
務めてくれた、神戸アートビレッジセンター・
ディレクターの樋野香織さん。
全上映前の舞台挨拶と
3回のトークショーで大忙しの浜野監督。
トークショー「老齢の性愛はタブーか?」に
ご出演いただいた、大阪・ドーンセンターの
企画推進グループチーフ・仁科あゆ美さん。
世代を超えて「百合祭」への
共感を語ってくれました。

2008年9月29日〜10月1日
Ninth International Women in Asia Conference・『百合祭』上映&トーク(オーストラリア)
 9月29日から10月1日まで、オーストラリア・ブリスベンのThe University of Queensland(クィーンズランド大学)で開催された学会「第9回インターナショナル・ウーマン・イン・ アジア・カンファレンス」で、29日、浜野監督のトークと共に『百合祭』が上映された。上映会場は、大学内の映画館Schonell Theatre(ショネル・シアター)。
 『百合祭』の上映と浜野監督のトークには、たくさんの市民や大学関係者などが来てくれ、トークでは熱心な質問が相次いだ。
 また、翌9月30日には大学内の教室で、「Gender and Sexuality in AgingSocieties」と題した浜野監督を中心としたワーク・ショップが開かれ、日本の高齢女性のセクシュアリティについて活発な意見交換が行なわれた。
 アジアの女性に焦点をあてた学会だけに、日本人研究者の参加も多く、ランチやディナーでも日本語が飛び交い、和気藹々とした雰囲気の中での有意義で楽しい3日間だった。
クィーンズランド大学。
1910年設立の由緒ある大学で、
2万人の学生が学ぶ。
今回『百合祭』は、
「第9回インターナショナル・ウーマン・イン・アジア・カンファレンス」
に招かれた。
上映は、大学内にある映画館
ショネル・シアターで行なわれた。
クィーンズランド大学を象徴する大回廊。 カンファレンス企画者の青山友子教授。
『百合祭』上映前にご挨拶をしてくださった、
在ブリスベン日本国総領事館の
日根居誠総領事。
中国の女性監督
Xiaolian Peng さん(浜野監督の左)と。
今回のカンファレンスで彼女の作品
『Shanghai Story』も上映された。
カンファレンスに参加した皆さんと。
左から南オーストラリア大学の
ローラ・デールズ日本研究学準教授、
駿河台大学現代文化学部準教授の
櫻坂英子さん、
浜野監督、
ニューヨークのバッサーカレッジ準教授の
土屋浩美さん。
カンファレンスの打ち上げは、
ブリスベン川のディナー・クルーズで。
おいしいワインとシーフードで大満足。
ニューハームとカンガルーポイントを結ぶ
ストーリーブリッジの夜景。
ブリスベンは、
蛇行するブリスベン川に沿って
出来た美しい街だ。
ダウンタウンで見つけたビッグ・ハンド
におどける浜野監督。

2008年10月25日
〜老いらくの愛と性〜『百合祭』上映&監督トーク
 横須賀市市民部人権・男女共同参画課と市民グループ「葉月の会」の主催で開催された上映会。会場は、神奈川県横須賀市立総合福祉会館。
 上映の後、1時間のトーク予定だったが、たくさんの質問や感想、ご意見などが飛び出し、熱心なディスカッションに。4時にいったん閉会した後、同じ会場で更に1時間の質疑応 答が行なわれた。ご夫婦で参加された80代の男性からは、カトリックなので同性愛は絶対に認められないとの意見もあったが、女性たちからはラストに対して好意的な意見が多かったのが印象的だった。
会場の横須賀市立総合福祉会館。 視聴覚研修室でのビデオ上映。
50名の定員を上回る観客の皆さん。
手応えのある観客の反応に
熱の入る浜野監督。
主催者のNPO法人「葉月の会」
代表の岡野さん。

2008年11月15日〜16日
にいがた女性映画祭2008・プレイベント
 15日は新潟市新津美術館で、16日は白根学習塾でそれぞれ新潟女性映画祭のプレイベントとしての上映会が開催された。
会場となった新潟・市民映画館シネ・ウインド。
今年で23周年の市民が運営する映画館だ。
通常の映画祭とは異なり、
『百合祭』はモーニングで2週間上映された。
冷たい小雨の中を駆けつけてくれた
観客の皆さん。
上映後、映画館にしてはめずらしく
たっぷり1時間のトーク。
上映終了後、劇場ロビーでサイン会。 にいがた女性映画祭スタッフの皆さんと。
一番前はシネ・ウインドの橋本支配人。

2008年11月22日〜12月5日
にいがた女性映画祭2008
 新潟市の市民映画館シネ・ウィンドを会場に2週間のモーニング上映が行なわれ、22日にはオープニングイベントとして、浜野監督のトークも行なわれた。