2007年2月2日
コミュニティシネマ山口presents『百合祭』上映&トーク
 山口情報芸術センターで1月12日から2月25日まで開催された「山口未公開日本映画特集」で上映。
 アフタートークは、ジェンダー論研究者の溝口彰子さんと対談。溝口さんとはコロラド大学(『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』を上映)で出会って以来の友人で、今回の上映&トークも溝口さんの企画によるもの。ジェンダー&セクシュアリティが専門の溝口さんとならではの内容の濃い対談に、『百合祭』の可能性について改めて気づかされた対談となった。
会場となった山口情報芸術センター。
100席のホールを持ち、
35ミリ、16ミリの映写機を備える。
毎週末には「コミュニティシネマ山口」と
銘打った映画の上映会を開催している。
ホール前のモニターで
「百合祭」の予告篇を常時上映。
上映の仕掛け人で、山口情報芸術センターの
シアター・ディレクター、岸正人氏。
アフタートークは、
ジェンダー論研究者の溝口彰子さんと。
「百合祭」についての新しい発見も多々あり、
有意義で楽しい対談だった。
スタッフや観客の皆さんも入り混じって、
楽しい打ち上げ。

2007年3月30日
ボラステ・シネサロンvol.16 『百合祭』上映会と浜野佐知監督のお話
 障害を持つ人たちもボランティアとして多数参加したユニバーサルな上映会だったが、上映直前にプロジェクターの不具合が生じ、業者が到着するまでの時間を浜野監督のトークで繋ぐというかなりきわどい綱渡りもあった。応急処置で予定より1時間15分遅れて上映開始。画面も小さく、音響も最悪な上映だったが、憤慨して帰るお客さんは一人もなく、皆さん、面白かった、良かった、と声を掛けてくれて、主催者と共にホッと胸を撫で下ろした。もう一度、ちゃんとした上映で『百合祭』を観ていただきたいと、リベンジ上映会が決定、7月13日(金)に再度の上映&トークが行なわれることとなった。

2007年5月25日
らぷらすシネマ 世田谷の女性監督の表現世界part1『百合祭』
 世田谷区立男女共同参画センター主催の上映会。
 世田谷区在住の女性芸術家シリーズの第一弾。
 小さな会場ながら、ジェンダーやセクシュアリティに興味のある女性たちが集まって内容の濃い上映会となった。上映後の質疑応答も活発で、今さらながら、『百合祭』の投げかけるテーマの深さを考えさせられた。
世田谷区在住の女性芸術家シリーズの
第一弾として「百合祭」の上映と
浜野監督のトークが組まれた。
中央奥が企画人の小野由理さん。

2007年7月13日
『百合祭』上映と浜野佐知監督のお話〜老年の性愛はタブーですか?〜
 ボランティアステーション主催の上映会。
 3月30日に同じ武蔵野公会堂で行なわれた上映会がプロジェクターの不備で不十分な形で終った為、リベンジ上映会となったものだが、今回は映写も良く、 素晴らしい上映会となった。ビッグサプライズはミッキー・カーチスさんの突然の来場で、浜野監督のトークに乱入(!)、ナマ「三好さん」の登場は会場を埋めたお客さんには最高のプレゼントとなった。
主催のボランティアステーション
世話人代表の千田裕氏。
上映機材の設置から司会まで大活躍。
ミッキーさん乱入! 
この突然のビッグサプライズに
観客席は大興奮。
突然行って驚かそうと思ったのだとか、
相変わらず茶目っ気たっぷりの
「三好さん」です。
突然のトークも息ぴったりの
ミッキーさんと浜野監督。
まるで、「百合祭」の撮影が
昨日のことのよう。
もうノリノリのミッキーさん。 ナマ「三好さん」の登場に
うれしそうな浜野監督。

2007年8月25日
すずかけシネマ&トーク
 墨田区立すみだ女性センター主催の上映会。
 100名を超える観客で満席となる。主催側は、墨田区という土地柄にまだ性愛のテーマは早すぎるのではないか、中高年の女性たちには刺激が強いのではないか、との不安があっ たようだが、上映中は明るい笑い声がアチコチで起きて、和やかな雰囲気に。
 上映後のトークも会場との一体感で盛り上がり、主催者の不安を一掃した。
 『こほろぎ嬢』で町子を演じた石井あす香さんや、かつて浜野作品で活躍した日野繭子さんが来場、上映に華を添えてくれた。
会場となった、
すみだ女性センター・すずかけ。
受付に並ぶ人たち。
100人を超える観客が詰めかけた。
会場を埋める元気のいい女性たち。
トークに熱の入る浜野監督。 浜野監督の左隣が、
企画担当の生稲慶子さん。
後列左から2人目が、館長の村山君恵さん。
「こほろぎ嬢」主演の石井あす香さん(右端)
も飛び入り参加。
皆さん、ありがとうございました!

2007年9月26日〜27日
仙台『百合祭』シネマ&トーク
 9月26日&27日の2日間にわたって、1日4回上映×2日、という『百合祭』上映史上初めてのイベントが、仙台市シルバーセンターで開催された。仕掛けたのは、02年にも吉 行和子さんとミッキー・カーチスさんを招いて上映会を挙行した仙台リビング新聞社で、今回は仙台市健康福祉事業団との共同主催。
 キャパ300人のホールに続々と観客がつめかけ、午後1時半の回は両日ともほぼ満席に。観客も中高年の女性を始め、若い人や男性も多く、映画を見ながら大声で笑い、どよめき、中には身振り手振りのジェスチャー入りで、映画を楽しんでくれた人もいて、熱く盛り上がった2日間だった。
 2001年の完成から6年が経った『百合祭』だが、「今年が『百合祭』元年だ!」との観客の熱気に浜野監督も全ての回の舞台挨拶と4回のトークで、これからも『百合祭』のテーマを強くアピールしていくことを誓った。
会場となった「仙台市シルバーセンター」。
300席の交流ホールで2日間、
計8回の上映が行なわれた。
ホール入り口に並ぶ観客の皆さん。
各回とも大勢の人たちが観に来てくれた。
両日とも午後1時半の回は満席に。
大声で笑い、どよめき、身振り手振りの
ゼスチャーで映画を楽しむ人も。
上映前にご挨拶する、
主催者・(財)仙台市健康福祉事業団の
湯村和彦氏。
満席の会場に思わず笑みのこぼれる
浜野監督。
パンフレットにサインする浜野監督。
中央の白いシャツの男性が、
仙台リビング新聞社(共同主催)の
鈴木平一氏。
上映後の会場で、NHK教育TVの
取材を受ける浜野監督。
女性監督を特集した番組で、
2007年12月9日に放送予定。

2007年11月18日
岡山映画祭
 岡山映画祭と岡山映画鑑賞会、岡山市職員労働組合女性部の共催で『百合祭』上映が実現。岡山での上映は、2001年の自主上映会以来の2度目で、今回も2001年上映時に協力してくれた懐かしい映画鑑賞会のメンバーや市職労女性部の皆さんが大いに力を発揮してくれた。上映後のトークも楽しいもので、1時間があっという間に過ぎ、観客との質疑応答は場所を移してロビーで行うことに。
 『こほろぎ嬢』を含めて一日4回の上映とトーク、とかなりハードなスケジュールだったが、夜の打ち上げまで本当に充実した楽しい一日だった。
会場となった夜の
岡山市デジタルミュージアム。
岡山市職員労働組合女性部の皆さんが、
岡山映画祭、岡山映画鑑賞会と共に
共催してくれ、『百合祭』『こほろぎ嬢』の
W上映が実現した。
楽しそうなトーク中の浜野監督。 上映前にご挨拶をする
岡山映画鑑賞会メンバーの右遠さん。
2001年時の吉行和子さんとの対談では
司会を務めてくれた。
岡山映画祭実行委員会事務局長の
大西一光さん。映写に記録にと大活躍。
記念撮影。
浜野監督の真後ろが
岡山映画祭代表の小川孝雄さん、
監督の左に
岡山市職員労働組合女性部の皆さん、
右に岡山映画鑑賞会メンバーの
右遠さん、三上さん、
後列右端が岡山映画鑑賞会代表の
真田明彦さん。
皆さん、お世話になりました、ありがとう!