2006年1月7日
アイセルシネマ館 in 清水 『百合祭』上映と浜野佐知監督のトーク
 主催は、静岡市女性会館だが、仕掛け人は、「NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか」代表の松下光恵さん。『百合祭』を「高齢の女性が主人公という数少ない映画だが、高齢女性が弱い存在ではなく精神的に自立した女性として描かれている。また、高齢者の性がユー モラスに温かく描かれ、女性たち一人ひとりが活き活きと素敵で感動した」と評してくれた。
 会場は「はーとぴあ清水」。浜野監督が静岡市で小学、中学、高校の9年間を過ごしたこともあり、事前に静岡新聞が「高齢女性の性愛、明るく」と大きく報じてくれたこともあって、250席のキャパに300名以上の申し込みがあり、うれしい悲鳴も。
 上映後のトークでも活発な質疑応答が相次ぎ、監督の静岡時代のエピソードも。
 『百合祭』は完成してから5年になるが、まだまだたくさんの人たちに観てもらえる映画であることを実感した。
会場となった「はーとぴあ清水」。 会場入り口に列を作る人々。
250席のキャパがあっという間に満席に。 仕掛け人の、
「NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか」
代表の松下光恵さん。
10代の9年間を静岡で過ごした
浜野監督も楽しそう。
松下さんと。お世話になりました。
主催者の静岡市女性会館の皆さんと。
中央の男性は、映写を担当してくれた
「清水映画サークル協議会」会長の
山本隆茂さん。きれいな映写に感謝。
おいしいいわし料理のお店で、打ち上げ。
上映の成功に、みんなうれしそう!

2006年3月4日
別府『百合祭』上映と浜野佐知監督のトーク
 大分県別府市の立命館アジア太平洋大学の学生さんたちが主催した上映会。
 別府市内の老舗の映画館、別府ブルーバード劇場で、1日3回の上映とトーク。
 400人以上の観客が来場し、会場は大いに沸いたが、上映途中でフィルムが切れて、上映がストップするトラブルも。主催者側の頑張りと情熱が素晴らしかっただけに、こういった結果となって大変残念だった。
会場となった映画館
「別府ブルーバード劇場」。
上映会場の入り口。
400席を埋める観客が来場。
戦前の劇場写真の前で。 主催者代表の上原仁美さん。
主催者の学生さんたちと打ち上げ。 彼女達の頑張りで上映会は大成功に。

2006年3月4日
札幌『百合祭』上映会
 NPO法人さっぽろ自由学校「遊」主催の上映会。
 会場は、札幌市男女共同参画センター・エルプラザ。昨年9月の上映にひき続いて、2度目の上映となったが、たくさんの方たちに楽しんでいただけたようで、主催者から「皆さん楽しむだけではなくて、自分の価値観、経験に結び付けて、我が事として共感したり、悩んだりしながら、映画を堪能したようです」「いいテーマの映画に出会えたおかげで、様々な人と出会う機会にもなりました」等のうれしい報告をいただいた。

2006年3月11日
浜野佐知監督作品『百合祭』上映会&講演
 “リリィ・ピンク・プロジェクト”と銘打った、千葉県東金市での上映&トーク。
 『百合祭』上映の後は、会場を変えて、浜野監督のピンク映画の上映会も。
 『百合祭』には、16歳から70歳代まで180名以上が参加。皆さん、大変ノリが良く、場内は笑いの渦に。
 ピンク映画は女性限定で、20代〜70代の70名が参加。ディスカッションでは、次々と過激な質問が飛び出し、浜野監督もタジタジになる一幕も。
 終了後は主催者のカドカチェトリ順さんが経営する、雑貨&カフェのお店「ルバーブ」で二次会に突入。ここでも過激な発言が相次ぎ、女性パワーを満喫した一日だった。
「百合祭」上映会場となった、
千葉県東金市の東金商工会議所。
受付で。元気いっぱいの東金の女性たち。
10代〜70才代の観客が詰めかけた会場。 上映前のご挨拶をする浜野監督。
スタッフ手作りの看板の前で。 「百合祭」上映の後、
女性限定のピンク映画上映会場となった、
ライブハウス「レプリカ」。
場内は70名の女性たちの熱気に包まれた。
二次会会場の雑貨&カフェ「ルバーブ」。
リリィ・ピンク・プロジェクトの仕掛け人、
ジュンさんのお店。
二次会で盛り上がる皆さん。
楽しかったですね!

2006年3月25日
リーブラ映画祭2006
 港区立男女平等参画センター主催の映画祭。
 2005年3月の『百合祭』〜リーブラで出会う女性の作品〜に続いて2度目の上映。

2006年4月22日
千葉市女性センター『百合祭』映画&監督トーク
 「男女平等参画ちばの会」主催の上映会&トーク。
 同会が主催する講座「性と健康を考える」のプレイベントとして開催された。
 東金で、『百合祭』&ピンク映画の上映会を開催してくれたカドカチェトリ順さんや、別府で『百合祭』上映会を成功させた上原仁美さんも駆けつけてくれた。
 主催者代表の出納いずみさんは、今か今かと『百合祭』上映の機が熟すのを待ってくれていたとかで、千葉の女性たちの意識の高さに感激。200席がほぼ埋まった会場からは笑い声がもれ、若い人たちや中高年の男性の観客も多く、充実した上映会となった。
千葉市女性センター(ハーモニープラザ)・
イベントホール前の受付。
開場を待ちかねた人たちで大賑わい。
200席の会場がほぼ満員に。
主催の男女平等参画ちばの会・
代表の出納いずみさん。
活発な質疑応答に楽しそうな浜野監督。
主催者の「男女平等ちばの会」の皆さんと。
左端は、別府で「百合祭」上映を成功させた
上原仁美さん。
リリィ・ピンク・プロジェクト
(東金市で
「百合祭」&「ピンク映画」を上映)
の仕掛け人、カドカチェトリ順さんも
駆けつけてくれました。

2006年4月23日
イマージュ・ダイユール(フランス)
 フランス・パリの映画館で上映。
 トークに、クレテイユ国際女性映画祭の委員長、ジャッキー・ヴュエさんが参加。
 日本の女性監督映画や、『百合祭』&浜野監督について語ってくれた。

2006年9月2日
第1回北海道ユニバーサル上映映画祭 in HOKUTO 2006
 函館市のお隣、北斗市の総合文化センター“かなでーる”で開催された、第1回目のユニバーサル上映映画祭。
 「すべての人が共有する文化として、ユニバーサル上映という環境が創造されることが私たちの願いです」とのテーマを掲げ、字幕、手話通訳、副音声(シーンガイダンス)、ミュージックサイン、磁気ループ、要約筆記など、多くのボランティアの協力で、健常者も障害を持つ人も共に楽しめる映画祭を目指している。
 『百合祭』は副音声(シーンガイダンス)で上映。ただ、ガイダンスが上映のスピードについていけず、場面とシンクロしないというトラブルも。これからのユニバーサル上映(バリアフリー上映)の課題だろう。
 2日間で8本の映画が上映され、世代を超え、障害を越え、主催者も観客も一体となって楽しむことのできる素晴らしい映画祭だった。
会場となった
「北斗市総合文化センター“かなでーる”」
9月2日〜3日で開催された映画祭のチラシ。
『百合祭』は初日の最終回に上映された。
映画祭実行委員長の島信一朗さん。
健常者も障害を持つ人も全ての人たちが
一緒に楽しめる映画祭を目指している。
浜野監督のトークも手話通訳付きで。
手話通訳は、畠山慶子さん。
「要約筆記サークルあさがお」の皆さん。
全員がボランティアでの活動だ。
要約筆記&手話通訳の皆さんと。
上映後の打ち上げ。左から3人目が
映画祭事務局長の橋本和幸さん。
本職は薬局を経営する薬剤師さんだ。
津軽半島が一望できる立待岬で。
右端が『百合祭』上映の仕掛け人、
野村保子さん。
沖縄の居酒屋で偶然出会ったのがご縁で
今回の上映にこぎつけてくれた。

2006年11月9日
やまなし映画祭2006「桜座で車座」上映&トーク
 やまなし映画祭での『百合祭』の上映と、桜座の「創る人プロフェッショナル・ワークショップ8」とが合体した企画だったが、主催者&スタッフ共に全員男性、ワークショップ もアルコール付き、という『百合祭』には珍しいパターンの上映会だった。
 ただし、観客には若い女性が多く、ワークショップでも活発な意見が出され、トークは深夜にまで及んだ。
『百合祭』上映後、参加者の皆さんと
深夜にわたるディスカッション。

2006年11月18日
男女共同参画社会づくりに向けた地域教育事業・『百合祭』上映&トーク
 大阪市立浅香人権文化センターで開催された参加者50人限定の上映&監督トーク&ワークショップという盛りだくさんな内容のイベント。
 主催者&スタッフ共に全員女性。ワークショップはお茶とお菓子付き。大阪市立大学でジェンダーを学ぶ女子学生たちが、「浜野監督の話を聞きたい!」と今回の企画になったのだとか。ワークショップでは、高齢女性たちの性の悩み、女子学生たちの直面する性、など活発な議論がなされ、世代を超えて共感できる実りあるイベントだった。
会場となった
「大阪市立浅香人権文化センター」
受付を手伝う、大阪市立大学生の皆さん。
今回の企画者、野瀬博子さん(右端)と、
協力者の大阪市立大学でジェンダーを学ぶ
学生の皆さん。
50人限定の申し込み制での上映だったが、
それを超える数の人たちが来てくれた。
上映後のトーク。
ほとんどの人たちが残って、
熱心に聴いてくれた。
トークの後、車座になってのワークショップ。
世代を超えた熱い
ディスカッションが行なわれた。