2003年1月10日
埼玉県桶川市市民グループ・シアターメイト主催上映会
 企画した桶川市男女共同参画審議会会長の門田雅子さんは上映前の主催者挨拶で「保守的な土地柄に一石を投じるつもりで上映会を行った」と語った。
 会場は桶川市民ホール「響きの森」。160席があっという間に満席となり、立ち見も出る盛況となった。
挨拶する主催者の門田正子さん
(桶川市男女共同参画審議会会長)
主催者の皆さん

2003年1月18日
山梨県立総合女性センター主催シネマ&トーク
 「高齢期をどう生きるか! より豊かな生と性を」をテーマに掲げ、浜野監督と脚本の山ア邦紀氏の対談や観客との熱心なディスカッションが行われた。
上映前に挨拶する吉原五鈴子館長 吉原五鈴子館長と企画担当の和田一枝さん

2003年1月24日
日本ラインフィルムコミッション連絡協議会主催シネマ&トーク
 フリーライターの高野史枝さんの司会で、浜野監督と犬山市の石田芳弘市長の対談が行われた。
 会場が各務原市産業文化センターだった関係で上映前に各務原市の森真市長も駆けつけ、挨拶。各務原市の老人施設で、入居者の女性たちに口紅をプレゼントしたら、皆活き活きとしてきて、それにつられて男性たちも元気になった。と話し、会場から大きな拍手が沸いた。
左から司会の高木幸代さん、
犬山市長の石田芳弘氏、浜野監督、
コーディネーターの高野史枝さん。
犬山石田市長の挨拶
上映前に挨拶する各務原市長の森真氏 明治村を日本ラインフィルムコミッションの
皆さんとロケハン

2003年1月25日
名古屋市女性会館主催シネマ&トーク
 浜野監督とフリーライターの高野史枝さんの対談。
息の合った対談をする浜野監督(左)と
フリーライターの高野史枝さん(右)
名古屋女性会館の佐野美由紀さん(右)と。

2003年1月26日
桑名市・ネットワークINくわな主催シネマ&トーク
 「第5回くわなフォーラム・私が選ぶ、私の生き方」をテーマに桑名市総合福祉会館で開催され、浜野監督と脚本の山ア邦紀氏が対談。上映後の質疑応答では、90歳の女性から「これから私もいっぱい恋をします」との発言が飛び出して、会場は大いに盛り上がった。
主催者の皆さんと。 上映前に挨拶をする
“ネットワークINくわな”代表の中村実穂さん。

2003年2月8日
財団法人横浜女性協会主催 “映像サロン☆女性がつくる映像”
 横浜女性フォーラムのホールで上映と、浜野監督、脚本の山ア邦紀氏との対談。
 非常に活発な観客とのディスカッションがあり、熱の入った上映会となった。
主催者の皆さんと。 横浜女性フォーラム全景

2003年2月11日
山形県教職員組合最上地区支部主催シネマ&トーク
 2002年の山形県四市連続上映に引き続いて、新庄市市民プラザで2度目の上映。
 主に小中学校の女性教員の皆さんと浜野監督、脚本の山ア邦紀氏とのディスカッションが時間いっぱいまで熱心に続けられた。
主催者の皆さんと(前列浜野監督の
右隣が最上支部女性部長の横山桂さん、
後列右が唯一の男性、書記局長の藤沢さん)

2003年2月12日〜23日
マルディグラ国際映画祭・クィアスクリーン(オーストラリア)
 世界最大級のレズビアン&ゲイフェスティバルとして有名なオーストラリア・シドニーのマルディグラ・クィアスクリーンに招待され感激する。
 映画祭委員長が「ゲイやレズビアンというと若い人たちを描いた映画が多いが、今年は私たちには『百合祭』がある」と高らかに宣言。
 初めてのL&G映画祭だったが、多くの人たちに観てもらえて、とても幸せな映画祭参加だった。
観客とのディスカッションの後、
くつろぐ映画祭スタッフと。
右端が通訳の中塚美紗子さん。
映画祭ディレクターのデビットと。
映画祭の会場、アカデミーツイン。
2つのスクリーンを持ち、芸術性の高い作品を
上映している映画館。
シドニーで活躍する日本人女性監督、
関口祐加さんとサーキュラ・キーをバックに。

2003年3月7日
美濃加茂商工会議所・女性会主催「百合祭」上映会
 1月24日の各務原市での上映で『百合祭』を観た女性たちが、美濃加茂市でもぜひ、と企画してくれた上映会。
 みのかも文化の森・緑のホールで、上映と高野史枝さんのトーク。

2003年3月14日
北九州市立男女共同参画センター主催シネマ&トーク
 昼夜2回上映。各回とも盛会で、観客との質疑応答には脚本の山ア邦紀氏も参加。男性から見た“三好さん像”を語り、会場を大いに沸かせた。
熱の入ったトークをする浜野監督 副所長の神崎智子さん(左)と
企画担当の上西陽子さん(右)
関係者の皆さんと。 開場を待って、ホール前に並ぶ
観客の皆さん。

2003年4月2日〜16日
ロンドン国際L&G映画祭(イギリス)
 シドニー・マルディグラのアットホームな雰囲気とは違って、会場が国立フィルムセンターの4スクリーンを借り切るという、大規模で権威あるレズビアン&ゲイ映画祭。
 隣の国立劇場では蜷川幸雄氏演出のシェークスピアが公演中で,出演中の白石加代子さんを楽屋に訪ねる。白石さんはもちろん『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』で尾崎翠を演じた役者さんだが、今さらながらに世界的な女優だと認識する。
観客とディスカッションする浜野監督。
右は通訳の野口州子さん。
日系女性監督(ロサンゼルス在住)の
アン・ミサワさんと。
文化庁芸術家海外派遣研修で
ロンドン滞在中の佐藤真監督(右)と
直子さんカップル(左)と
共に夜遊び中の浜野監督。
映画祭会場のNFT。
上映時間になると沢山の人が詰めかけ、
見動き出来なくなることも。

2003年4月4日〜19日
ミネアポリス/セントポール国際映画祭(アメリカ)
 この映画祭のディレクター、アルとはモントリオールの映画祭で会い、そのとき彼は『百合祭』について「北米では圧倒的に受ける。これはストロング・フィルムだ」と言ってくれた。その言葉を証明するように、『百合祭』は上映された全135本中第4位に選ばれ、映画祭終了後のアフターイベント「ベストテン上映」で再上映された。
上映前の挨拶で主催者のボブ(左)と。
中央は通訳のデビット。
「百合祭」との出会いを語る
映画祭ディレクターのアル。
彼がモントリオール世界映画祭で
「百合祭」を観て、ミネアポリスに招聘。
ミネアポリスで出会った、
ミネソタ日米協会の皆さん。
上映後のミネアポリス・ダウンタウンで
(浜野監督の左が通訳をしてくれた
最上屋久美子さん)。
1948年からの歴史を誇る会場となった
映画館。700席が満席となり、
熱いスタンディング・オベーションも。
「百合祭」は映画祭参加135本中
第4位となる。

2003年5月8日〜19日
フラィング・ブルーム国際女性映画祭(トルコ)
 トルコの首都アンカラで開催された女性映画祭。
 フライング・ブルーム(空飛ぶ魔女)は女性の地位向上や教育の普及運動を進める女性団体で、その活動の一環として国際女性映画祭を開催している。
 『百合祭』の通訳には、日本に住んだこともある二十代のトルコ人男性が起用されたが、 映画の内容を知った途端、恐れをなして逃げ出してしまった。イスラム圏の国で、高齢女性の性愛を描いた『百合祭』は、受け入れがたいほどの過激なテーマだったのだろう。
 ここでも困った時に登場してくれるのが、現地に住む日本人女性で、アンカラ大学の修士課程に留学中の村上育子さんが通訳を買って出てくれ、ピンチを救ってくれた。
 観客は、大学教授や弁護士などインテリ層の女性ばかりだったが、問題意識を持って観てくれ、上映後のディスカッションは熱の入ったものとなった。
オープニング・セレモニーで壇上で挨拶する
主催者と映画祭ゲストたち。
海外ゲストとバーベキューパーティ会場で。
左がフィンランドの監督、
右がドイツの監督イザベラ。
中央はフィンランドの女優さん。
映画祭主催者(右)の自宅の庭で
開かれたバーベキューパーティ。
左はトルコのベテラン女性監督。
映画祭実行委員へのインタビューを終えて。
後列右から二人目(ブルーの洋服)が
ディレクターのベルリン。
前列左が通訳をしてくれた村上育子さん。
アンカラ大学の学生さんたちと。
左が、「百合祭」にトルコ語の
字幕をつけてくれたビゲちゃん。
アンカラ一の最高級ショッピングセンター。
ここから30分離れた下町では狭い路地
に商店が連なり、人でごった返している。

2003年5月15日〜25日
トロントL&G映画祭(カナダ)
 熱心な招請を受け、直前まで参加するつもりでいたが、トロントがSARSの感染地域に指定され、外務省より渡航延期の勧告を受けて断念。
 しかし、映画祭は大成功で、『百合祭』は多くの観客に見て貰うことが出来たとの報告を受けた。

2003年5月28日〜6月3日
ミラノ国際L&G映画祭(イタリア)
 10年以上の歴史ある映画祭で、開催期間中映画館を借り切って、世界中から集まったゲイやレズビアンたちが和気藹々と楽しむ暖かな雰囲気の映画祭。
 映画祭をバックアップしている衛星放送のゲイTVに、浜野監督が出演。
映画祭のポスターの前で。
中央が主催者のジャンパウロ。
左端が通訳をしてくれたミラノ在住の彩樹クン。
ミラノのゲイTVに出演! 
インタビュアーと通訳の彩樹クン。
自分専用のメールアドレスも持っている
映画祭のアイドル犬、チワワのティナと。
彩樹クンとカルロスと共に
夜のミラノを散策中。
映画祭の会場となった劇場。
いつも大勢の人たちで賑わっていた。
ミラノのシンボル、ドゥオーモ。

2003年6月5日〜15日
ニューヨークL&G映画祭(アメリカ)
 ミラノに参加中だったため、フィルムだけの参加となった。

2003年6月14日〜7月4日
第七藝術劇場
 大阪・十三にある映画館で3週間に亘ってのモーニング上映。
 浜野監督は舞台挨拶の15分を一人で喋って一人で締め、こんなゲストは初めてだ、とスタッフに呆れられる一幕も。

2003年7月10日〜21日
ロサンゼルスL&G映画祭(アメリカ)
 アメリカ映画監督協会が(DGA)が後援する大規模な映画祭で、ハリウッドにあるアメリカ映画監督協会の超豪華なビルの試写室が会場という、実にビッグな映画祭。 浜野監督は日系の新聞やTV、監督協会の機関誌、等の取材を受ける。
 ロサンゼルスで映画の勉強をしながら、すでに短編で監督デビューしている上野絵里子さんが通訳を努めてくれた。
映画祭のスタッフと共に観客との
質疑応答中の浜野監督。
中央で話しているのは通訳をしてくれた、
上野絵理子さん。
JAPAN AMERICA TELEVISION の
取材を受ける浜野監督。
JATVの取材チーム&
通訳の上野絵理子さんと。
メイン会場となった
アメリカ監督協会(DGA)本部ロビー。
この建物内に3つのシアターを持っている。
DGA全景 第二会場となった、ゲイ&レズビアンセンター
ハリウッドでキートンと記念撮影 チャップリンと遊ぶ浜野監督

2003年7月11日〜22日
フィラデルフィアL&G映画祭(アメリカ)
 ロスアンゼルスと日程がバッティングし、残念ながらフィルムだけの参加となったが、『百合祭』は長編コンペティションでベスト・ワン賞(レズビアン部門)を受賞した。
 吉行和子さんの友人を始め、多くの在住日本人も見てくれたという連絡が入る。

2003年8月1日
武生市男女共同参画室主催『百合祭』上映会
 武生市文化センターの1,300席余の大ホールがほぼ観客で埋まり、会場内は笑いの渦!
 観客の反応の良さに浜野監督のトークも熱が入った。
上映前に挨拶する武生市長の三木勅男氏 1,300席余の会場を埋めた観客の皆さん。
上映中は爆笑の渦が。
トーク中の浜野監督。
観客の反応に思わず笑みが。
主催者の武生市男女共同参画室の皆さんと。

2003年8月1日,3日,9日,13日
はあとふるムービー 〜映画で身につけよう人権感覚8月上映会〜
 『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』の鳥取ロケで大きな支援をしてくれた鳥取県庁の有志の皆さんが、鳥取県3市で開催してくれた上映会。
 8月1日、3日は、倉吉市の男女共同参画センター・倉吉未来中心小ホールで開催。主演の吉行和子さんと浜野監督の軽快なトークが観客を沸かせた。吉行さんは『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』では、尾崎翠の親友、松下史子を演じ、鳥取ではお馴染み。「吉行さん、きれい!」の声がアチコチで。
 9日は、鳥取市県民ふれあい会館ホール、13日は米子市の米子コンベションセンター小ホールで上映。『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』の鳥取全県上映でお世話になった懐かしい方たちが大勢観に来てくれて、感激だった。
倉吉市でトークする吉行和子さん
(8月3日)
楽しそうに語る吉行和子さん。
観客から「とてもキレイ」の声が。
吉行和子さんを囲んで。
右から前田悦子さん。渡辺法子さん。
主催者&スタッフの皆さんと。
会場となった“鳥取県立倉吉未来中心” 夜の鳥取で盛り上がる浜野監督と
親友の森谷氏(オマケ)

2003年8月7日〜17日
バンクーバーL&G映画祭(カナダ)
 フィルムだけの参加。『百合祭』でヘアメイクを担当してくれた馬場明子さんがちょうどバンクーバーに留学中で上映に駆けつけてくれたが、満席で入れなかったとか。
 モントリオールから始まって、ケベック、トロント、バンクーバーとカナダ各地での上映が続いているが、衰えない『百合祭』の人気に感激する。
会場となった映画館

2003年8月21日〜9月1日
オースティンG&L映画祭(アメリカ)
 フィルムのみの参加。

2003年9月12日〜14日
インディアナポリスL&G映画祭(アメリカ)
 フィルムのみの参加。

2003年9月15日
福岡映画サークル協議会主催『百合祭』シネマ&トーク
 1999年に福岡で開催された「映画大学」で『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』が上映されてご縁が出来た福岡映画サークル協議会が例会として企画してくれた上映会。
 福岡市女性センターの“まつりアミカス”の一環として上映されたが、観客数371名はアミカス始まって以来だとか。観客の皆さんの反応も素晴らしく、笑いの渦が会場を満たした。
会場となった
福岡市女性センターのホールで、
上映前に挨拶する
運営委員長の井上祐之氏。
司会の新原さんの質問に答える浜野監督。
会場からは笑いの渦が・・・。
司会進行を努めてくれた新原ますみさん。
彼女の頑張りでこの上映会が実現した。
楽しそうなトーク中の浜野監督。
パンフレットにサインする監督に次々と
映画の感想を話しかける観客の皆さん。
上映後の打ち上げで、主催者の
福岡映画サークル協議会の皆さんと。
【番外編】
来年の「百合祭」上映を目指して
集まってくれた熊本の元気印の女性たち。
【番外編】
昨年の上映でお世話になった
黒崎東宝関係者の皆さん。
左が黒坪さん。右から増永さん、黒坪麻維子さん。
黒崎東宝は来春「シネマセラピー」をメインにした
デイ・サービスセンター
(通所介護施設)
に生まれ変わるとか。

2003年9月27日〜29日
日本映画女性監督特集(アメリカ)
 シカゴの日本総領事館と日米協会共催の「日米150年祭」の一環として、シカゴ美術館付属のフィルムセンターで開催。27日と29日の19時半から『百合祭』の上映と浜野監督のトーク、観客との質疑応答が行われた。質疑応答には脚本の山ア邦紀氏も参加し、20分の予定が1時間を超える熱いディスカッションとなった。
観客とディスカッション中の浜野監督。
フィルム センターのディレクター、
バーバラさん(右)と、
シカゴ美術大学の研究者でもある
通訳の斉藤博子さん(左)。
上映2日目の通訳を担当してくれた
ジャーナリズムを勉強中の
阿部寛子さん(左)とバーバラ。
在シカゴ日本国総領事館・総領事の
坂場三男氏と。映画好きで気さくな
お人柄の総領事でした。
「日米150年祭」主催者の
皆さんと中華のランチ。
シカゴ美術館のスポンサー宅で
ホームパーティ。
全員が「百合祭」を観て、
浜野監督を質問攻めに。
上映会場となったジーンシスケル映画館。
開場を待つ観客の皆さん。 今回の上映会で最初から尽力してくれた
在シカゴ日本国総領事館・
広報文化センターの杉野知恵さん(左)と
ボランティアで協力してくれた
ブカチェクさん(右)。
お世話になりました。
ミシガン湖畔からシカゴの
ダウンタウンをバックに。
9月末のシカゴは初冬の気配が…。
本場のブルースバンドの演奏をバックに、
お店で出会った女の子と踊る浜野監督。
翌日筋肉痛で動けなかったとか…(泣)。

2003年10月2日〜12日
タンパL&G映画祭(アメリカ)
 フロリダ・タンパの映画祭。フィルムのみの参加。

2003年10月3日〜12日
ロチェスターL&G映画祭(アメリカ)
 ニューヨーク近郊のロチェスターで開催された映画祭。
 フィルムのみの参加。

2003年10月5日
帯広市教育委員会主催『百合祭』上映&トーク
 帯広市男女共同参画セミナーの一環として上映と浜野監督のトーク。会場は、とかちプラザレインボーホール。
 主催者の元気な女性たちと、熱心に映画を観てくれた観客の皆さんが印象的な上映会だった。後に、感想を手紙で送ってくださった方も。
トークの後の質疑応答では、
脚本家の山崎氏も参加して会場を沸かせた。
主催者の帯広市教育委員会・
女性青少年課の皆さんと。
右端が「百合祭」をセールスしてくれた
北海道フィルムアート鰍フ石川まち子さん。

2003年10月7日〜12日
ベルリンレズビアン映画祭(ドイツ)
 世界中でL&G映画祭は数多く存在するが、レズビアン単独という珍しい映画祭で、今年19回目。
 女性映画祭としての性格が強く、セクシュアリティをテーマにした作品を中心に35本を上映。
 『百合祭』は、委員長の「この映画は、私たちの未来だ!」という力強い宣言で強力プッシュのクロージング上映。会場は、詰めかけた観客で立ち見となり、入場出来なかった人も。
 上映中は大いに沸き、拍手の嵐が起きるほどの大盛況となった。
 『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』で参加した99年のドルトムント国際女性映画祭以来の友人、松山文子さんや、トルコのアンカラで仲良くなったイザベラ監督などと嬉しい再会と共に、雨の中のベルリン観光や、深夜のディスコパーティなど忘れられない映画祭となった。
映画祭実行委員長のMaraさんと。
「百合祭」を私たちの未来だから、
とクロージング上映に。
海外ゲストの昼食会で、
アメリカの監督のLaura Nix(右)と、
イギリスの監督のLisa Gornick(左)に挟まれて。
世界中で若き女性監督が大活躍。
会場を埋めた観客の皆さん。
質疑応答では熱い質問が飛び交った。
観客の質問に答える浜野監督。
右は通訳の梶村昌世さん。
左は映画祭スタッフのナナさん。
アンカラ(トルコ)の女性映画祭で親しくなった
ドイツの女性監督イザベラと再会して
(浜野監督の右)。
左は4年前のドイツ・ドルトムント女性映画祭で
出会って以来の友人で、
ベルリン在住25年の松山文子さん。
イザベラの自宅でホームパーティ。
とても楽しい一夜となった。
映画祭会場のフィルムハウス。
フィルム博物館も併設されている。
進化するベルリンの象徴、
ソニーセンターに富士山のイルミネーション。
思わず我が目を疑ってしまった・・・。
アレキサンダー広場のマルクスおじさん、
レーニンおじさんと一緒に。
ベルリンの街角で。
道路に、ビルの屋上にと、ところかまわず
置かれている巨大な薔薇のオブジェ。
芸術か、はたまた・・・・?。

2003年10月14日〜19日
ハンブルグL&G映画祭(ドイツ)
 ベルリンから引き続きハンブルクへ。
 今年14回目のアットホームな映画祭で、3つの劇場で52本の作品を上映。
 こちらはレズビアン&ゲイ映画祭としての歴史が長く、上映後の観客とのディスカッションでは、『百合祭』の異性愛パートが長すぎるという意見も出されたが、ハンブルグの観客たちの映画への熱い想いが伝わってくるようだった。
 浜野監督は、上映やトークの合間を見てゲイTVやラジオの取材を受ける。
 また、連日のゲストランチと深夜のパーティで監督同士の交流も深まり、楽しい映画祭参加となったが、台湾女性映画祭で浜野監督とともに特集されたモニカ監督がハンブルグ在住で、懐かしい再会に感激。
映画祭のメイン・スタッフのアニヤ(右)と
ボランティア・スタッフのキンバリー(左)。
毎夜開催される深夜のパーティで。
ベルリンで一緒だったアメリカの女性監督
ローラ(中央)とハンブルグで再会!
映画祭のスタッフと一緒に。
パーティ会場の妖しい店の中にある
檻に入って遊ぶローラと浜野監督。
二人はすっかり仲良しに。
通訳をしてくれたアンドレアスと。
TVの取材を受ける浜野監督。 ラジオの取材を受ける浜野監督。
台湾の女性映画祭で出会った
ドイツの女性監督モニカ(中央)と再会!
モニカと夜のパーティで。
世界の女性監督との出会いと再会の喜びは
映画祭ならでは。
「百合祭」が上映されたシネコン。
映画好きのハンブルグっ子たちでいつもいっぱい。
とても美しいハンブルグの街並みをバックに。

2003年11月2日
宇治市男女共同参画支援センター主催「女性の表現フェスティバル2003」
 『百合祭』の上映とトークでは、満席の会場と熱心な意見交換が行われ、非常に有意義な上映となった。
会場を埋めた観客の皆さんと
熱心な意見交換をする浜野監督。
左が上映を企画してくれた佐々木真由美さん、
右は司会を担当してくれた安藤さん。
右端は映写技師の田井さん。
とてもきれいな映写に感激でした。
宇治市男女共同参画支援センター
の皆さんと。
浜野監督の左が平岡課長さん。
会場となった、宇治市男女共同
参画支援センター“ゆめりあ うじ”

2003年11月13日〜23日
ミックスブラジル11(ブラジル)
グランプリ受賞(ベスト長編ドラマ賞)
 日系人130万人が在住するサンパウロで開催された、今年で11回目の伝統を誇るレズビアン&ゲイ映画祭。レズビアン&ゲイの枠を超えて多くの観客が詰めかける。
 『百合祭』は新聞でも大きく紹介され、3回の上映ともソールドアウトの大盛況だった。
 日系二世、三世のカクシャクたる老齢女性たちが多く観に来てくれ、「こんなに心にストンと落ちた映画は初めて」と浜野監督に感動を伝えながら、50代の監督に「お若いのに、お偉いわね」と古式豊かな(?)言葉でねぎらってくれる高齢女性もいた。
 日系女性パワーの後押しもあってか、『百合祭』はベスト長編ドラマ賞(グランプリ)に輝き、浜野監督はブラジル式の熱い熱い祝福を受ける。
グランプリを受賞してトロフィーを
受け取る浜野監督
トロフィを囲んで、
左が映画祭主催者のアンドレィ、
右が通訳をしてくれたアキオさん。
若き映画祭のボランティアスタッフと。 映画祭主催者のスージー(中央)と
ドイツの監督(左)、アキオ(右)と
一緒にゲストのランチ会で。
海外ゲストと一緒に。 ロンドン、ミラノ、ベルリン、ハンブルクと
一緒だったイギリスの女性監督の
リサとふざけっこ
チャットでインタビューを受ける浜野監督。 チャット中のパソコンの画面
「百合祭」が上映された劇場 開場前の長い行列。
たくさんの日系女性たちが観に来てくれた。
サンパウロの新聞に掲載された
「百合祭」の記事
サンパウロのメインストリートで、
平和を願ってデモ行進をする人たち。